今年の東京ディズニーランドは1月13日から「アナとエルサのフローズンファンタジー」が開催されており、大変な盛り上がりを見せています。そんな東京ディズニーリゾート、実は今年からリゾート全体で面白い試みが取り入れられています。それは「謎解き」。
東京ディズニーリゾートでは2015年、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのパーク内で、さらにはディズニーホテルやディズニーリゾートライン、そしておいしいディナーを食べながらの謎解きプログラムが5つも用意されています。
ドナルドの手助けをしよう! 東京ディズニーシー謎解きは誰でも挑戦可能
まずは東京ディズニーシーでの謎解きプログラム「ドナルドと宝の地図」を紹介しましょう。難易度は5段階で「★★★★☆」。このプログラムは東京ディズニーシーの一番奥、ロストリバーデルタを歩きながら手掛かりを探し、ドナルドと一緒に宝のありかを見つけようというもの。
【ストーリー】
「もっともっと有名になりたい!」という夢を持っているドナルドは、ある日、謎めいた暗号と黄金の宝のありかを記した日誌を見つけます。「黄金の宝を見つければ、新聞の一面を飾ることができるかも!」そう考えたドナルドは、宝を探しにさっそくロストリバーデルタにやって来ましたが、暗号にまったく歯が立ちません。そこで彼はゲストにも手伝ってもらうことに。はたしてゲストはすべての謎を解き、宝のありかを突き止め、ドナルドの夢を叶えることができるでしょうか?
謎解きキット(500円分の謎解き専用フードバウチャー付き): \1,300
「ドナルドと宝の地図」は2015年3月20日まで開催中
舞浜でも「パークに入らない楽しみ方」がある!?
次に紹介するのは、東京ディズニーリゾートをぐるりと回るモノレール、ディズニー・リゾートラインの「チップとデールとまぼろしのどんぐり」。この難易度は「★★☆☆☆」で、小学生でも家族と一緒に楽しめるような内容になっています。
【ストーリー】
チップとデールの夢は、まぼろしのどんぐりを見つけること。まぼろしのどんぐりさえ手に入れれば、いくら食べても次から次へと魔法のように、どんぐりがわき出てくるというのです。そんな彼らはある日、“まぼろしのどんぐりのありか”と書かれた地図を見つけます。しかしその地図には暗号らしきものばかり書かれていて、読み解くことができません。困ってしまったチップとデールはゲストにその地図を託し、まぼろしのどんぐり探しを手伝ってもらうことに。はたしてゲストはまぼろしのどんぐりを探し出し、チップとデールの夢を叶えることができるでしょうか?
このプログラムは、ディズニーリゾートラインの改札で販売されているる650円のキットを購入し、各駅や車内に隠されたヒントをもとに、チップとデールが探している「まぼろしのどんぐり」を一緒に見つけるストーリーです。キットには1日フリーきっぷもついているので、これだけで楽しめます(しかも、フリーきっぷのデザインは謎解き特別デザインです)。
「チップとデールとまぼろしのどんぐり」は3月20日まで、ディズニーリゾートラインの各駅で開催中です。
ディズニーアンバサダーホテルに宿泊、でも休んでるヒマはない!?
ここからはちょっと難易度が上がります。ディズニーアンバサダーホテルでは、宿泊したゲストに限り「グーフィーとマックスの秘密の日記」という、ホテル全体を使った謎解きプログラムが提供されます。難易度は「★★★★☆」。
【ストーリー】
グーフィーは、息子であるマックスの夢を叶える手伝いをしたいと思っています。ある日、マックスの部屋を訪ねたグーフィーは、1枚の紙きれが落ちているのを見つけます。その紙きれには、マックスの字で書かれた暗号が。グーフィーは「これが解ければ、マックスの夢が分かるかもしれない!」と考え、ゲストの力を借りることにしました。はたしてゲストは暗号の謎を解き、マックスの夢を突き止めることができるでしょうか?
この謎解きプログラムは、宿泊したゲストがチェックイン後、ロビーにて3000円のキットを購入することで体験ができます。ディズニーの仲間で人気の高い、グーフィーとマックスの仲良し親子がストーリーのメインになっており、マックスがいったい何になりたがっているのかをゲストが探し出すというもの。謎解きのヒントはキットの中だけでなく、ホテルのさまざまな場所に……。
このプログラムを体験すると、普段は通り過ぎてしまうような、ディズニーホテルの魅力に気付くことができるようになるかも。グーフィーとマックスのファンならば絶対に見逃せない「グーフィーとマックスの秘密の日記」も3月20日まで開催。ただし、これはディズニーアンバサダーホテルに宿泊している人のみが楽しめるプログラム。まずはホテルの予約からどうぞ。
チケット瞬殺、もはや遊びではない2つの謎解き
そして残りの2つは、残念ながらすでにチケットが完売しているもの。まずはディズニーアンバサダーホテルで開催される、ランチやディナーを食べながら謎解きを楽しむという「ミニーと謎のレシピ」を紹介します。難易度は堂々の「★★★★★」!
【ストーリー】
料理で人を幸せにしたいという夢を持つミニーは、尊敬するシェフから手紙と数枚のレシピを受け取ります。しかし、うっかりもののシェフのせいで、デザートのレシピだけところどころ抜けてしまっています。それでもミニーはゲストを喜ばせようと、それ以外の料理を食べてもらうためのパーティーを開くことにしました。パーティーの招待客であるゲストはミニーのためにレシピの完成を手伝ってあげることに。はたして、デザートレシピを完成させ、ミニーの夢を叶えることができるでしょうか?
ディズニーホテルの2つ目のプログラム、難易度通り大変、大変難しいもののようです。「ミニーと謎のレシピ」は2時間30分のプログラムで、各回定員110人。残念ながらすでに完売ですので、来年も開催されることを期待しましょう。
さらに、東京ディズニーランドでは閉園後、貸切にて行われる謎解きプログラムが今年も帰ってきました。前回はマレフィセントに笑顔を奪われましたが、今回はミッキーと一緒に魔法を探し出す「ミッキーと魔法使いの試練」が開催されます。こちらも難易度は「★★★★★」。いや、個人的には★★★★★★★★★★くらいあると思いますが……。
【ストーリー】
魔法使いの弟子であるミッキーの夢は、あらゆる魔法を使いこなす“真の魔法使い”になること。そんなミッキーのもとに、ある日、偉大な魔法使いイェンシッドが現れました。イェンシッドは、ミッキーに新たな試練を与えにやって来たのです。その試練とは、魔法の呪文を手に入れ、その呪文を使って“栄誉の光”を呼び起こすこと。ただし、制限時間はたったの1時間。この厳しい試練に挑むミッキーに、イェンシッドは1つだけ助け舟を出しました。「試練を乗り越えるため、みんなの力を借りてもよい」。そこでミッキーはゲストにお願いし、力を貸してもらうことにしました。果たしてゲストは時間内にすべての謎を解き明かし、ミッキーは試練を乗り越えることができるでしょうか?
プログラムの初回である2015年1月13日の回では、参加した924人のうち、クリアしたのはわずか2人。残念ながらすでに全回分のチケットは完売状態。これから参加される方は頑張ってください……。